税務署で行った税務調査の立会
1. 律する税理士コラム(近況報告)
今週も税務調査の立会がありました。
納税者は個人事業主で、自宅を事業所として登録していますが、税務調査を受ける環境には適していないため、所轄の税務署で行いました。
納税者は女性で、婚姻関係にはない同棲している男性がお金に関してはすべて管理しているため、何とか彼を同席させてあげようと、税務署に事前に依頼をしておきました。
税務署は、原則として納税者以外を同席させることはできないと言いつつ、事情をすべて知っているのであれば、場合によっては同席させることは可能との言質を取っておきました。
また、立ち会いの数日前になって、男性からメールが来ました。
通帳を整理する過程で申告漏れの所得があったことに気づいた、何度も謝りながらこれをどうすればいいですか、とのことでした。
納税者には、事前に心得として箇条書きにしたものをあらかじめLINEで送りました。
当日、調査は若い女性の調査官1人が出てきました。
経歴を見ても、試験に受かって入ったばかりのような感じで、明らかに場慣れしていない様子でした。
男性の立会を求めたところ、いったんは納税者本人に聞き取りを行い、後ほど必要が生じたら同席を認めるとのことで、男性は別室に入るように指示されました。
一通り納税者に対するヒアリングが終わったところで、別室にいる男性を呼び、追加のヒアリングを行うことになり、最終的には一緒に同席する形で調査を行いました。
最大の懸案であった追加の申告漏れの所得については、法人成り直後の収入で、法人として申告するべきものでしたが、その期間の法人の調査は終了していたため不問としてほしい旨を主張したところ、受け入れてもらいました。
調査官は、資料をコピーしてくると言いながら、数回その場を離れ、どうやら上司に指示を仰いでいるような感じでした。
調査はいったんこれで終了し、後日、追加資料等についてやりとりをすることになりました。
いったんは大きな懸案が解決されたことにより、納税者は大変満足をして、何度も感謝をされました。
前後の対応も含めて特別な対応をしたわけではないですが、私としても満足な結果となりました。
2. 利するニュース(財務・税務・AI)
財務・税務・AIなどの最新トレンドをピックアップします。
税理士が扱うメインテーマとしての税務と付随業務である財務、そして業務と密接に関わるAI・IT関連の情報について、知っておくべき情報を発信していきます。
2-1 生成AIの請求書、人件費と並べる時代へ 国内5社のAI責任者が語る「トークンマネジメント」の現在地(ITmedia)
AI費用はますます増加していく傾向にあり、いずれは人件費と比較することになると言われています。
AIエージェントを本格運用すると、費用は一気に社員1人分の水準に達します。
クロードもそうですが、有料プランにして毎月一定額を払っていても、使えば使うほど追加料金が課金されます。
今は試行錯誤の段階で、アプリ作成などに多くのトークンを使用していますが、いかにコストを増やさずにAIを活用するか、その方法も考えていかなければなりません。
また、今後は決算書上も通信費ではなく、AI費として独立した勘定科目を使用する必要があるかもしれません。
「LayerXはむしろ「今は使い倒すべきだ」という考え方を前面に出す。石黒氏は今を「バーゲン期間」と呼ぶ。AIベンダー各社が赤字覚悟で安く提供している今のうちに使い倒すことに意味がある、という考えだ。」
これには私も同感で、安い今のうちに使い倒しておく必要があると思います。
3. 利するマッチング(商材・人材・M&A)
このコーナーの案件は、Webの掲示板にまとめています。最新の案件と成約・終了の状況は マッチング掲示板 をご覧ください。
4. 利する相談事例(Q&Aコーナー)
寄せられた相談事例を匿名で紹介し、解決のヒントを共有します。
このメールに対する質問や相談、叱咤激励などのご意見などは以下のフォームからお願いします。次回以降のこのメールにて答えられる範囲で回答いたします。
4-1 税務・会計系の同業者とたまに会って情報交換もしますが、AIに関して、私のようにバイブコーディングをしている人はあまりいないようです。
税務・会計はAIと親和性が高く、いろんな業務をAIで自動化することができます。
まさに今、試行錯誤して取り組むべきことだと思いますが、なかなか共感して共に切磋琢磨してくれる人がいないのが現状です。
近々、有志を集めて数人からスタートし、勉強会などを開いて、ともに学んでいく人を募集します。
まだ構想段階ですが、まとまったら改めてご案内します。
4-2 引き続きClaudeでバイブコーディングをしていますが、一体今までどれくらいの自動化を作ったのだろうと思い、これもAIに整理してもらいました。
今まで作ったアプリをスプレッドシートにわかりやすくリスト化して、と指示すれば、ものの数分できれいなリストを作ってくれました。
数えると、21個のアプリまたはスキルを作っていました。
通帳のPDFから取引を抽出してCSVとして生成するアプリ
申告完了後にfreeeで請求書を自動で作成するアプリ
財務・税務・AIに関するニュースを巡回して、Notionに登録するアプリ
などなどです。
もっとスピードを上げて、様々なアプリを作っていこうと思います。
5. 編集後記(食事、睡眠、運動など)
会社の経営数値と社長の健康数値。社長が管理すべき二大数値です。
自分自身の実践も含めて、短く共有していきます。
飲酒はなるべく控えようとしていますが、今週は外食も多く多量の飲酒をしてしまいました。
飲んだ次の日は脱水症状になり、視力も少し低下し、頭もクリアでなくなります。
何よりも仕事のパフォーマンスに影響を与えるので問題です。
少量の飲酒は健康に良いと言われますが、なかなか少量に抑えることができないのが現実です。
飲食店に炭酸水のメニューがあればいいのにと思います。
それでは良い週末を。
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