先輩税理士と売却希望の会社を訪問
1. 律する税理士コラム(近況報告)
以前ご紹介した(リスルメール26、28)先輩税理士からのM&Aの紹介案件で、その税理士さんとともに対象となる会社を訪問してきました。
その会社の社長ご夫婦とお会いし、会社の売却に関わる様々な項目についてお話をしてきました。
会社の概要、取り扱っている商品、経営の状況、売却するに至った経緯、M&Aの大まかな流れ、決算書に基づいた株式の評価額、そして売却する希望金額やその他条件など。
すべて納得していただいた上で契約書にサインをいただき、晴れて売却の仲介を受任することになりました。
これから正式に関連資料を作成し、買手を探そうと思います。
2. 利するニュース(財務・税務・AI)
財務・税務・AIなどの最新トレンドをピックアップします。
税理士が扱うメインテーマとしての税務と付随業務である財務、そして業務と密接に関わるAI・IT関連の情報について、知っておくべき情報を発信していきます。
2-1 「日本AI税理士連盟(JATA)」が始動(PR TIMES)
なんとも古臭い名前のグループが発足したようです。政治的な匂いが漂ってきます。
理事長は大手の辻・本郷グループの会長で、京大の教授が副理事長です。
「税理士の信頼 × AIの機動力で、日本の中小企業に劇的な生産性向上を」 を掲げ、地域経済を支える税理士事務所を起点としたAI活用の全国的なムーブメントを目指すとしています。
現在は税理士業界へのAI導入の初期段階にあり、AIを使える税理士とAIに使われる税理士とに徐々に分かれていく時期でもあります。
私はかろうじてAIを使いこなそうともがいておりますが、AIを使えない税理士はこのようなグループに加盟してAIを使っている感を出そうとするのでしょう。
いきなり斜に構えて見ていますが、実際にどのような活動をするのでしょう。
今後の動きに注目したいと思います。
2-2 「デジタル化・AI導入補助金2026」「通常枠:1次締切」、「セキュリティ対策推進枠:1次締切」、「インボイス枠(インボイス対応類型):1次締切」、の補助事業者を採択しました(中小企業庁)
申請者数6,440に対して、採択数2,982。採択率は46.3%。
デジタル化・AI導入を促進すると言いながら採択率が低いのは、不正申請が多いのか、手続きを難解にしているのか、はたまた促進する気がないのか、どれでしょうか。
本当に必要とする人に補助金が行き渡らない仕組みに問題があるようにも思えます。
またまた斜に構えてしまいました。
2-3 Anthropic、Slackで「@Claude」を呼べる「Claude Tag」提供──チームの一員として非同期でタスク遂行(ITMedia)
ClaudeがSlackのチャンネルから簡単に呼び出せるようになります。
チームで利用できるので、ClaudeのEnterpriseプランかTeamプランの契約が必要になります。
うちではSlackを使っていますが、まだClaudeのTeamプランではないので使えません。
AIのチーム利用には色々と検討すべき事項が多く、まだ踏み出せていませんが、ここも乗り越えていくべき課題だと認識しております。
3. 利するマッチング(商材・人材・M&A)
このコーナーの案件は、Webの掲示板にまとめています。最新の案件と成約・終了の状況は マッチング掲示板 をご覧ください。
4. 利する相談事例(Q&Aコーナー)
寄せられた相談事例を匿名で紹介し、解決のヒントを共有します。
このメールに対する質問や相談、叱咤激励などのご意見などは以下のフォームからお願いします。次回以降のこのメールにて答えられる範囲で回答いたします。
4-1 以前紹介した(リスルメール18)会社で、DXコンサルティングを進めています。
クラウド会計への移行が一段落したので給与の作業を進めています。
既存の給与ソフトからクラウド給与へ移行する作業になります。給与ソフトはソフトによって仕様が違うので、既存のデータを別の給与ソフトに移行するにはかなりの手間がかかります。
しかしそこはAIの出番になります。
以前の給与ソフトのフォーマットとクラウド給与のフォーマットを両方読み込ませることで、AIがそれぞれのフォーマットを把握し、以前の給与ソフトのデータをクラウド給与のデータに簡単に変換をしてくれます。
それにより今年1月からの過去データを全てクラウド給与に移行することができました。
次は試験的に導入しているクラウド勤怠ソフトと連携し、勤怠データを元に給与を計算し、クラウド給与で自走するしくみづくりです。
AIはもはや、我々がDXコンサルティングを進めるうえで、なくてはならない強力なパートナーです。
4-2 税理士変更案件
これまた知り合いの紹介で、税理士を紹介してほしいと言うコンサルに会いました。
その人は数年前に独立をしてコンサル業をしているのですが、既存の税理士に不満があるとの事でした。
毎月安くない顧問料を支払っているのに、何の提案もしてくれずに、決算書の事後報告で経費と認められないものを役員借入金として勝手に処理され、知らぬ間に役員借入金が増えているとの事でした。
また、freeeを導入しているにもかかわらず、全く効率化の提案などもしてくれないと不満を漏らしていました。
私ならfreeeでもっと効率化し、定期的なアドバイスも提供できる旨アピールしておきました。
増々クラウド会計を軸とした業務効率化へのサポートが税理士に求められていると思います。
5. 編集後記(食事、睡眠、運動など)
会社の経営数値と社長の健康数値。社長が管理すべき二大数値です。
自分自身の実践も含めて、短く共有していきます。
痩せ薬と言われるマンジャロが流行っていますね。
実際私の身近にもそれで大幅に体重が落ちた人がいます。
注意すべき点は、これは医師の管理のもとで使う医薬品だと言うことです。
薬である以上効果がある一方で、副作用や体への負担もあると思います。
痩せる事は目的ではなく、健康になるための手段のはずです。
痩せた結果、不健康になっては本末転倒です。
ラクして稼ぐ、ラクして健康になるなど、ラクをして結果を出すと言う安易な考えが広く受け入れられる時代ですが、それによる副作用もしっかりと考慮するようにしましょう。
それでは良い週末を。
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