レイル自らを律し 税をもって 人を利する
RiSSLE Vol.033

引き続きAIと格闘する日々

2026.06.05

1. 律する税理士コラム(近況報告)

引き続きAIと格闘する日々です。

正に行っている日常業務をいかにAIで自動化できないかを考えています。

日常業務を行いながら同時にAIに指示を出してその業務アプリを作ってもらっています。

下記の相談事例に具体例を上げていますが、一つずつですが着実に日常業務をAIにより自動化し、自分とスタッフたちの業務を無くしています。

従来スタッフたちに手間のかかる作業を依頼していましたが、それを今後はAIが代替してくれるので、スタッフたちもハッピーになるし、空いた時間をよりクライアントと接する業務に費やしたり、他の業務に回すことができるので、文字通り生産性が上がっていると言えるでしょう。

日常業務を回しながらAIと対話しているので日々頭がショートしそうになりますが、さらに自動化を進めて、将来ラクになることを妄想しながら励んでいます。

この業界にはいまだに自分で手入力をしないと気が済まない、会社の内容が頭に入らないと言って、自動化やデジタル化を嫌う人たちがいます。

変化に対して恐れるのではなく、変化を受け入れてリスクをコントロールしていきましょう。

2. 利するニュース(財務・税務・AI)

財務・税務・AIなどの最新トレンドをピックアップします。

税理士が扱うメインテーマとしての税務と付随業務である財務、そして業務と密接に関わるAI・IT関連の情報について、知っておくべき情報を発信していきます。

2-1 ベッセント氏も懸念する…日銀利上げ先送りによる「日米国債同時暴落」と日本発「金融クライシス」の現実味(現代ビジネス)

インフレを抑えるには金利を上げるしかないと言います。

日本はこれまで異例の低金利政策を続けてきました。

巨大な政府債務のためなのか、日米金利差をつくるための米国からの圧力なのかはわかりませんが、上げなくてはならない状況にもかかわらず上げられない状況が続いています。

日本経済はゆるやかに破滅に向かっているように思えてなりません。

株高と不動産高を横目に、今後さらなる円安と物価高で一般庶民の経済はさらに苦しくなることが予想されます。

気を引き締めて舵取りをしていきましょう。

2-2 「ここまで先が読めないのは初めて」 AIショックで業界のベテランも困惑するクラウド会計ソフト業界(週プレニュース)

現在会計ソフト業界で三強と言われているのがfreee、マネーフォワードと弥生会計だそうです。

freeeとマネフォはクラウドですが、インストール型の弥生会計もクラウドタイプである弥生NEXTを売り込んできています。

しかし、弥生NEXTは評判の悪かった弥生会計オンラインの後継のようでUI(ユーザーインタフェース)は悪そうであまり普及しない感じです。

個人的には二度と触りたくないです。

弥生を使っている人から依頼が来たら無条件でfreeeかマネフォに変更してもらいます。

会計ソフトのクラウド化の流れはもう止まらないでしょう。

3. 利するマッチング(商材・人材・M&A)

このコーナーの案件は、Webの掲示板にまとめています。最新の案件と成約・終了の状況は マッチング掲示板 をご覧ください。

4. 利する相談事例(Q&Aコーナー)

寄せられた相談事例を匿名で紹介し、解決のヒントを共有します。

このメールに対する質問や相談、叱咤激励などのご意見などは以下のフォームからお願いします。次回以降のこのメールにて答えられる範囲で回答いたします。

リスルメール質問箱

4-1 freeeで請求書作成、PDF保存、送信管理

うちの事務所では、請求書の作成と発行をfreeeで行っています。

その月の申告が終わるとNotionで管理しているデータをもとにfreeeで請求書を作成します。

既存のクライアントは、昨年の請求書を呼び出して、それを複製して今期分に作り直すと言う作業になります。

そしてそれを直接メールで送信するか、PDFでダウンロードしたものをフォルダに保存し、申告書データと一緒にメールで送ります。

この1連の作業をAIにスキルとして登録した自動化が完成しました。

先月の請求書を作成してと指示すると、Notionのデータベースを読み取り、該当するクライアントの請求書をfreeeで作成し、PDFをGoogleドライブの該当フォルダに保存までしてくれます。

新規のクライアントはfreeeに取引先としても登録をしてくれます。

これを従来はスタッフに手伝ってもらったりしていましたが、もう完全にAIがこなすようになりました。

この次は入金管理に進もうと思います。

4-2 弥生レビューアプリ

うちではfreeeとマネーフォワードのクラウド会計をメインとしていますが、まだまだ弥生会計で処理したものをもとに申告する案件が多くあります。

弥生会計はクラウドではないので、会計ソフトを開いてチェックする必要あります。

これを何とかAIで自動化できないかと考えています。

クラウドではないのでまずデータをCSVで全てエクスポートします。

前期比較の試算表、前期と当期の仕訳日記帳を全てエクスポートして、それを読み込ませるとレビューをしてくれるアプリをつくりました。

CSVの生データをAIに直接読み込ませるのはセキュリティ上避けたほうがいいと言うことで、科目別の集計と金額の大きい上位数件をピックアップする仕様にしました。

レビューの精度はまだまだですが、会計ソフトを直接開いて作業をするより大幅に短縮できました。

今後さらにブラッシュアップを続けていきます。

4-3 e-taxソフトの自動化

(マニアックな話なので、興味がある方のみお読みください)

e-Taxソフトというのがあります。

Web上から申告するのもありますが、PCにインストールして操作するソフトがあります。

一般的には税理士が代理送信する際に使いますが、税理士のほとんどは専用の税務ソフトを使うので、あまり使う機会は無いのかもしれません。

またユーザインターフェースが最悪でお世辞にも使いやすいとは言えません。

私は中国法人の案件で法人番号を取得する業務があります。

法人番号の取得は一般的には税務ソフトでは扱っておらず(提出先は国税庁)、このe-Taxソフトを使う必要があります。

しかし、あまりにも使いづらいので、これまでは書類を作成して郵送で対応していました。

ところがこれがAIの登場により効率化することができました。

e-Taxソフトを直接操作するのではなく、e-Taxで使用する既存のファイルをAIに編集してもらい、それを取り込むことで、e-Taxソフトで作成することなく送信することが可能になりました。

具体的には、e-TaxソフトはXTXファイルというのを扱うのですが、従来これを直接編集することは難しかったです。

これをAIにお願いするといとも簡単に編集してくれました。

なかなか共感してくれる人は少ないですが、自分にとってはかなりのインパクトのある効率化となりました。

5. 編集後記(食事、睡眠、運動など)

会社の経営数値と社長の健康数値。社長が管理すべき二大数値です。

自分自身の実践も含めて、短く共有していきます。

最近身近な人の親が亡くなったという連絡が続き増した。

ガンは不治の病と言われますが、最近では治るケースも多々あると聞きます。

偏った食生活、過度なストレスなどの不健全な精神状態が原因になると思っています。

そのため日々の食生活を見直して、適度に運動して、健全な精神状態を保てるように心がけています。

ただ、自己流は危ないので定期的に検査や診断を受けて客観的にそれを担保する必要があります。

今年はちゃんとした検査を受けようと思います。

それでは、良い週末を。

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