日韓オンライン通訳をした話
1. 律する税理士コラム(近況報告)
外資系税理士法人の案件で日韓間のオンライン通訳をやりました。
韓国のゲーム会社が日本におけるプロジェクトに対して日本の任意組合を通して出資をしているケースでした。
その税理士法人が韓国の会社の日本における税務代理をしているのですが、その組合からの分配に対する処理について、韓国側と日本の税理士法人とで見解が分かれている状態でした。
彼らは日々英語のメールでコミュニケーションしていますが、どうしても理解を埋められない部分があると言うことで、オンラインミーティングをするにいたり、そこで韓国語ができる税理士として私に通訳として入ってもらえないかとの事でした。
当初は、韓国側が日本語の通訳をつける手はずでしたが、その人は専門用語がわからないというので、急きょ私が参加することになりました。
内容について事前に30分ほどのブリーフィングをもらい、すぐにミーティングに入ることになりました。
内容はまさに国際税務に関する分野であり、日韓間の法人税、消費税そして源泉所得税が絡んできて、確かに難解な案件でした。
元はと言えば、その任意組合を主幹している企業とその税務を担当している税理士の対応が不明確であったため、こちら側の処理に戸惑っている状況です。おそらくそもそもその税理士がよく理解していないのであろうと推察します。
韓国人との会話については長年映画やドラマで鍛えてきたので、問題なく通訳をすることができました。
税務の専門用語については少し不安もありましたが、2時間近くのミーティングを何とか乗り切ることができました。
そのミーティングを通して両者の認識は一致し、最終的に主幹企業に再度確認を入れることで合意を見ました。
ミーティングを終えて改めて、ここがまさに私が必要とされる場面なのだろうと感じました。
税務と言う専門領域の知見に韓国語という外国語を組み合わせることで、希少価値が飛躍的に高まるのを実感しました。
もっとこの領域における業務を増やしていきたいなと思います。
日韓のみならず、中国、香港、台湾などの中華圏を含めた領域に興味があるので、そこを手探りで切り開いていこうと思います。
2. 利するニュース(財務・税務・AI)
財務・税務・AIなどの最新トレンドをピックアップします。
税理士が扱うメインテーマとしての税務と付随業務である財務、そして業務と密接に関わるAI・IT関連の情報について、知っておくべき情報を発信していきます。
2-1 【独自】金融庁、不動産融資増加を警告 地銀経営に懸念、不良債権化防ぐ(47News)
金融庁が全国の地方銀行に対して、不動産業への融資増加を懸念して警告をしたという記事。
「金利上昇や不動産価格の下落で返済が滞り、バブル崩壊後のように不良債権が膨らんで経済に悪影響が及ぶリスクを未然に防ぐのが狙い」とありますが、そろそろ危ないぞという警鐘なのかも知れません。
2-2 マイスHDがM&A総研側を提訴~M&A総研側は「全面的に争っていく」と反論~(東京商工リサーチ)
M&A仲介大手がM&Aによるトラブルで提訴されているという記事。
仲介会社がM&Aのスキームを提案したとして、11億円のディールに対して1億2千万円の報酬をもらっています。
LBOという買収先の資金を当てにして買収をするスキームですが、結果的にうまくいかずに訴訟に発展しました。スキームをどちらが提案したかで双方の主張が食い違っています。
急激に拡大するマーケットに多くのM&A仲介業者が参入しており、トラブルも多発しているので気をつけるようにしましょう。
3. 利するマッチング(商材・人材・M&A)
このコーナーの案件は、Webの掲示板にまとめています。最新の案件と成約・終了の状況は マッチング掲示板 をご覧ください。
4. 利する相談事例(Q&Aコーナー)
寄せられた相談事例を匿名で紹介し、解決のヒントを共有します。
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