外資系税理士法人での受託業務がスタート
1. 律する税理士コラム(近況報告)
外資系税理士法人からの受託業務が今月からスタートしました。
初日にオリエンテーションで呼ばれると他にも3人中途採用の人がいてそのうちの二人は税理士でした。
ノートPCを貸与され、使用するソフトウェアの設定や社内の説明などを2時間ほどかけて受けました。
ちょうど仕事始めの日でもあり、代表社員の新年の挨拶を30分ほどTeamsで全社員が聞きました。参加者数を見ると100人以上!
国内拠点も複数あり参加者数も多いのでなるほどと思いました。
使用するソフトウェアはMicrosoftで基本連絡手段はOutlookメール。
プロジェクトごとに複数のメンバーがアサインされ、担当する案件の全てのメールにCCが入れられており、Outlookに洪水のように届くメールの中から自分の案件をチェックして対応するというスタイルです。
Slackに慣れているものとしては使いづらいなと思いつつも、大企業あるあるのスタイルなのかなと思い慣れるように頑張っています。
クライアントは全て外資系会社の日本法人です。
なので基本は国内税務ですが、海外取引があったり、クライアントのスタッフが外国人であったり、外国の会計基準で作成された決算書をベースに税務調整をするというような刺激的な業務内容となっています。
メールはほとんどが英文メール。
経験のある税理士ということでいきなり12月決算法人の申告にアサインされ、申告書を作成することになりました。
1月はその法人の償却資産税申告と法定調書作成業務も漏れなくアサインされました。
クライアントの業務ごとにレビュアー(チェック担当)とプリペアラー(作成担当)が必ず設定されます。プリペアラーは作成と同時にその根拠となる数字をワーキングペーパーに作成し、レビュアーはそれを参考にレビューを行い、レビューコメントを指定されたファイルに記入することになっています。
クライアントごとに関与するスタッフが多く、担当者の入れ替わりが多いような事務所では当然必要なルールだと思います。
一定規模での事務所では当然のことかも知れませんが、小規模事務所での経験しかない自分にとっては戸惑うことが多いですが、参考になることが多いです。
幸い英語でのトークが求められる場面はまだないのですが、英文メールのやり取りは必須になるのでCopilotのお世話になりながら対応していこうと思います。
大縄跳びに例えるのであれば、一般的な国内税務であればスローペースで回っている一本の大縄跳びにタイミング合わせて軽々と入るところを、今回は高速で回っている二本の大縄跳びに入っていく感じでしょうか(大げさ)。
ノートPCを貸与されたので自分の事務所での作業を想定したのですが、さすがセキュリティもしっかりしており、会社のサーバーにアクセスするにはVPNを通す必要があり、なんとうちの事務所は建物がネットワークを管理しておりどうやら事務所のネットワークからはVPNにアクセスできないという地雷が潜んでいました。
仕方なく事務所では自分のスマホのテザリング(セカンダリで入れている楽天モバイルのeSIM)で対応することにしました。
今回の業務を機に、大手外資系税理士法人のノウハウを全て吸収するつもりで向き合いたいと思います。
2. 利するニュース(財務・税務・AI)
財務・税務・AIなどの最新トレンドをピックアップします。
税理士が扱うメインテーマとしての税務と付随業務である財務、そして業務と密接に関わるAI・IT関連の情報について、知っておくべき情報を発信していきます。
2-1 中小企業の景況感、業種で二極化傾向 全国法人会調査、建設業は上向き、運輸業は悪化(共同通信社)
景況感調査の結果、業況は良いと回答した業種は、建設業や卸・小売業で、悪化した業種は運輸業だそうです。
国は値上げを奨励しているので、国や地方自治体の仕事を受注する建設業などに影響が出ていると見ていいでしょう。
先日官公庁の仕事を受注している土木工事業をしている社長に話を聞いてもやはりその影響で業績はいいみたいでした。
反対に下記の相談事例で出てくるリスケするクライアントは運送業です。
2-2 中小企業生産性革命推進事業「事業承継・M&A補助金」(十三次公募)の補助事業者を採択しました(中小企業庁)
採択率は61.0%でした。前回とほぼ同じ採択率です。
3. 利するマッチング(商材・人材・M&A)
このコーナーの案件は、Webの掲示板にまとめています。最新の案件と成約・終了の状況は マッチング掲示板 をご覧ください。
4. 利する相談事例(Q&Aコーナー)
寄せられた相談事例を匿名で紹介し、解決のヒントを共有します。
このメールに対する質問や相談、叱咤激励などのご意見などは以下のフォームからお願いします。次回以降のこのメールにて答えられる範囲で回答いたします。
4-1 起業相談
高校時代の同級生から久しぶりに連絡があり、起業するにあたって税理士に相談したいということで訪ねてきました。
知人と共同で事業を起こすということでその際の注意点などをアドバイスしました。
また、いま勤めている会社の業務は引き続きしながらということでその際の注意点も合わせて伝えました。
相談後近くの居酒屋で積もる話に花が咲き、ついつい飲みすぎてしまいました。
4-2 経営改善計画書
資金繰りの厳しいクライアントがいよいよ資金ショートしそうになり、今月から借入金の元金返済をストップしてほしいとの申し入れを金融機関2行と公庫に同時にしました。
金融機関からは経営改善計画書を求められましたが、ちょうど決算時期で申告書が近々できあがるので、その数字を元に後日提出するということで合意を見ました。
経営改善計画書はいわゆる405事業といって、認定支援機関が作成すれば国の補助金が使えるので、同時にその申請も行おうと思います。
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