レイル自らを律し 税をもって 人を利する
RiSSLE Vol.009

外資系税理士法人から業務委託を受けることに

2025.12.19

1. 律する税理士コラム(近況報告)

某外資系税理士法人から税理士業務の委託を受けることになりました。

いきなり、なぜ、と思うので経緯を少し説明してみます。

Linkedin(リンクトイン)というビジネス系のSNSがありまして、ここに以前から登録をしていました。

Linkedinは日本のみならず世界的にもユーザーの多いSNSで、ここを通して仕事を依頼したりされたり、ヘッドハンティングしたりされたりするような使い方がされています。

もちろん私は税理士として事務所を構えているのでヘッドハンティングされるのを待っているわけではないのですが、外国語も少しできるということを少し盛って晒しておくと、特に外資系から様々なオファーが来ます。

主には外資系ヘッドハンティング会社からの問い合わせなのですが、私は個人事業主なので業務委託なら受けると伝えると多くは当然断られます。

今回も2ヶ月ほど前に一度オファーがあり、同様に伝えると断られたのですが、一旦は経歴書を送ってほしいと言われ、AIの力を借りて少し盛った経歴書を作成して送りました。

すると1ヶ月ほどして連絡があり、どうしても来年の1月から3月にかけてのピークシーズンに人手が足りないので業務委託でも構わないので手伝ってほしいとのことでした。

その後その税理士法人の担当者から直接メールが来て、契約前に一度面談したいと言われ、本社に出向いて小一時間ほど話をして来ました。

話を聞くと当てにしていたスタッフが急に体調不良で辞めてしまい業務に穴が空いてしまったとのことでした。外資系の税理士法人なので外資のクライアントが多く、英語ができるだけでもダメだし、税務ができるだけでもダメとのことで、英語対応ができて即戦力の税理士がどうしても必要だったみたいです。

私も英語がうまくできるわけではないのですが、AIをうまく活用しつつ業務をこなしながら同時に英語もブラッシュアップさせていきますと意気込みだけ伝えたらそれでもいいと言われました。

使用する税務ソフトがちょうど私が使っているものと同じで対応しやすいというのも運が良かったのかもしれません。

業務形態はノートPCが貸与されフルリモートも可能だが場合によっては出勤するくらいで良いそうです。

私もかねてより国際税務の経験を積みたいと思っており、大手外資系税理士法人で国際税務の最前線に携われるのは願ってもないチャンス。私のこれまでの知識と経験を全集中して対応しようと思います。

1月から3月といえばどの税理士事務所も忙しい時期ですが、今回ばかりはスタッフに協力してもらい、こちらに専念しようと思います。(ワガママを許してね)

もしここをうまく乗り切ればー先方の期待に応えるパフォーマンスを出せれば、4月以降も何かしらの繋がりを持ちながら業務の連携をしていく可能性もあるとの担当者の話だったので、この3ヶ月間は私にとって勝負の期間となりそうです。

またこれを機に英語をブラッシュアップさせるべく、この年末年始を利用してオンライン英会話を集中的に活用しようと思います。

少しだけ自分を盛ってアピールして、その期待値に到達できるように必死でパフォーマンスを上げて、結果的にレベルアップを達成するという手法は効果的です。

その結果仮に先方の期待値に届かなかったとしても自分自身に少しの成長があればそれで良しとし、挑戦したことに意義があると自分を納得させることにも慣れています。

自分の3ヶ月後が楽しみです。

2. 利するニュース(財務・税務・AI)

財務・税務・AIなどの最新トレンドをピックアップします。

税理士が扱うメインテーマとしての税務と付随業務である財務、そして業務と密接に関わるAI・IT関連の情報について、知っておくべき情報を発信していきます。

2-1 免税事業者からの仕入れ控除、8割→7割に インボイス巡り政府・与党(日本経済新聞)

免税事業者からの仕入税額控除は本来であれば来年の10月から5割に下がる予定でしたが、それを2年間だけ7割にしようという案です。来年度の税制改正に盛り込まれそうです。いずれにせよ税務の現場は混乱が予想されますね。

2-2 米マッキンゼー、数千人の人員削減へ ブルームバーグ報道(日本経済新聞)

大手コンサルティング会社がバックオフィス部門を1割削減するとの報道。アクセンチュアやPwCなども次々と人員削減を公表しています。AIの普及によりプログラマーのみならずバックオフィスの人たちの仕事がどんどん無くなっていきます。

2-3 会計士試験に英語導入 IFRS適用拡大や監査業務の国際化に対応(日本経済新聞)

今後ビジネスにおいてもより一層英語の重要性が増してきますね。税理士業界もニーズが増えそうです。

3. 利するマッチング(商材・人材・M&A)

このコーナーの案件は、Webの掲示板にまとめています。最新の案件と成約・終了の状況は マッチング掲示板 をご覧ください。

4. 利する相談事例(Q&Aコーナー)

寄せられた相談事例を匿名で紹介し、解決のヒントを共有します。

このメールに対する質問や相談、叱咤激励などのご意見などは以下のフォームからお願いします。次回以降のこのメールにて答えられる範囲で回答いたします。

リスルメール質問箱

4-1 運送業のクライアントから、ドライバーの業務報告システムについての相談。

ドライバーからの業務報告を個別のLINEのノートに記入してもらっていてそれを元に報酬を計算しているのだが集計が非常に面倒でなんとかならないかと。

話を聞くと、個別のLINEのノートを見ながらそれをエクセルに手入力して各ドライバーごとに報酬を計算しているとのことでした。

ノートの画面を写真で送ってもらい、それを元に必要な項目をGoogleフォームを作りました。

各ドライバーがこのフォームに入力すればスプレッドシートに自動的に必要項目が集計されるシステムなので、これを元に報酬を計算すれば集計業務が飛躍的に楽になるでしょう。ちなみに送られてきたノートの写真を全てAIに投げれば一瞬でそのドライバーの報酬を集計してくれました。

来月から運用してもらう予定で、ビフォーアフターが楽しみです。

4-2 クライアントからのM&Aのご相談。

不動産を所有している飲食店オーナーから、不動産を売却して借入金を全て返済したいとのご相談でした。

不動産をそのまま売却するよりも所有している会社を売却した方が手元に残るキャッシュが増えるという試算をしました。売却先は知り合いの不動産会社とのことで、我々が仲介に入って対応しますと伝えました。

まだ返事待ちの状況ですが、今後M&A仲介につながるかもしれません。

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